【危険】電子レンジは食品の栄養素を破壊し、発がん性物質を生み出す
「日本の真相」 成甲書房 船瀬俊介
現代人の生活に欠かせないものとなった電子レンジ。テレビ番組でも、電子レンジを使うことを前提としたレシピの紹介は当たり前。電子レンジ調理専用の料理本まで出ている。
料理研究家を名乗る者や、料理自慢のタレントの自宅のキッチンを見るとIH調理器だったりすることが多い。そして電子レンジで時短レシピを披露するのは当たり前。ハッキリ言って、IH調理器や電子レンジを平気で使っている人に、本物の料理研究家などいるはずがない。
本当に料理の研究をしていれば、IH調理器も電子レンジも使えるはずがないのである。(この記事ではIH調理器については深く言及しないが、IH調理器も加熱の原理は電磁波。料理は火を使って調理するのが基本。)
世の中の人が何も疑わず使っている電子レンジは、実はとんでもなく恐ろしい代物である。
もちろん我が家に電子レンジはない。基本的に食べる直前に料理を作り、温めなおしたい時は蒸し器を使い、不自然な解凍食品を食べることがないので、電子レンジがなくても何も困らない。
電子レンジの恐ろしさを知ると、もう二度と使いたいとは思えない。それが電子レンジである。
電子レンジは予想以上にはるかに有害である
「電子レンジで食品に危険な発ガン物質が発生する!」
ロシアのリタ・リー博士の警告である(『アースレター』1991年3月号、8月号)。
博士は著書『マイクロ波ー電子レンジ調理の健康影響』でも同様の指摘をしている。
さらには、世界的な医学雑誌『ランセット』(1989年12月9日号)にも警告論文を寄稿している。
「乳幼児粉ミルクを電子レンジで加熱すると、ある特定のトランスアミノ酸が合成シス異性体に変化した」
「さらにLプロリンというアミノ酸の一種は、神経毒性と腎毒性があることで知られる異性体に変化した」
そしてリー博士は嘆く。
「母親は、人工乳を電子レンジにかけ毒性をより強めてわが子に与えている!」
もっとショッキングな事実がある。
「電子レンジで温められた血液を輸血すると患者は死ぬ!」
1991年、輸血用血液を電子レンジで温めることの可否について裁判が開かれている。腰の手術で死亡したノーマ・レビさんは、ごく単純な手術だったのに急死。看護師は輸血する血液を電子レンジで温めてから輸血していた。
「電子レンジのマイクロ波が血液に何らかの変化を与え、それが原因で死亡した」(専門家)
そして、こう断言する。
「電子レンジは当初の予想以上に、はるかに有害であることがわかった」
調理したあらゆる食品に発がん物質が発生!
電子レンジ調理は有害……!!
これらの衝撃事実はロシア国内での研究で詳細が明らかにされている。
その研究内容を、米国オレゴン州ポートランドのアトランティス・レイジング教育センターが研究、その成果を出版している。
報告の一部を記そう。まさに驚愕としか言いようがない。
「動物性、植物性を問わず、ほとんどあらゆる食品中に発がん物質が発生した」というのだ。
•ごく普通に電子レンジ調理をした肉類に、よく知られる発がん物質D二トロソ・ディンタノラミンが発生した。
•電子レンジ調理された牛乳と穀物シリアルのアミノ酸の一部が発がん物質に変化した。
•電子レンジで解凍した果物に含まれるグルコンドとガラクトシドが、発がん物質に変化。
•生野菜、調理済み野菜、冷凍野菜に、短時間、強いマイクロ波を照射したところ、植物性アルカロイドが発がん物質に変化した。
•電子レンジ調理した野菜、とくに根菜類に、発がん性フリーラジカルが形成された。これは酸化力の強い活性酸素で遺伝子破壊して、強い発がん性や催奇形性などを示す。
•激しい栄養破壊が起きる。実験された全食物の食品価値が60~80%も低下。構造上の劣化現象が顕著にみられた。
•実験対象の全食物に以下の破壊、劣化が見られた。ビタミンB複合体、ビタミンC、ビタミンE、微量基礎ミネラル分、脂肪動員成分の生体使用率の低下など…。
•植物成分(アルカロイド、グルコンド、ガラクトンド、ニトリロシドなど)の多くに多様な損傷が観察された。
•肉類成分のヌクレチオ蛋白質成分が劣化した。
……続々と明らかになる有害報告に、あなたは声もないはずだ。
実験動物は全匹死んだ!
レンジでチン!これはもはや現代人のライフスタイルの一部になっている。すでに一家に一台の普及率。電子レンジはどこの家庭の台所にもたいてい鎮座している。
さらに、最近は電子レンジ料理のレシピ集や各種のレンジ調理グッズまで花盛り。もはや主婦にとっても電子レンジ抜きの食生活など考えられない。
そこで「電子レンジは有害」などと聞いたら青天の霹靂、驚天動地。「そんな馬鹿なデマ、だれが信じるの!」と反発するのも当然だろう。
しかし、わたしはこの文明の利器に、以前から懸念を抱いてきた。
それは、ある中高年男性にこう質問されたからだ。
「電子レンジは、やはり使わないほうがいいでしょうかね?」
疑問のきっかけは同窓会での会話だったという。大手電機メーカー役員をしている旧友から、こんな話を耳打ちされた。
「お前なぁ、電子レンジだけは使うなよ…」
それでその中高年男性は怖くなった。話を聞いたわたしも心底ゾッとした。
敬する自然医学界の権威、森下敬一博士(前出)に、電子レンジの危険性について伺ったことがある。博士は、あっさりこう言い切った。
「実験動物にね、電子レンジで調理したエサだけを与え続けたら、全部死んじゃったんですよ」
これには絶句した。さらに「電子レンジで温めた水は、動物は飲まない」という。動物は本能的、直感的に、危険を感知しているのではないか。
旧ソ連が1976年に全面禁止した理由
電子レンジを告発する文献にめぐり合った。
「多くの人々が、電子レンジの便利さと引き換えに、無知にも、おのれの健康を犠牲にしている」
『電子レンジの隠された危険(The Hidden Hazards of Microwave Cooking)』
(A・ウェイン、L・二ュウェル共著)という研究書の警告だ。
「なぜ、旧ソビエト連邦は1976年に電子レンジの使用を禁じたのか?なぜ…?その理由を聞けば、あなたは自宅の電子レンジを粗大ゴミに放り投げてしまうかもしれない」
アメリカでも事情は日本と同様だ。電子レンジは旧式オーブンにくらべて、便利でエネルギー効率もよい。だから9割以上の世帯に普及している。
「電子レンジの無い家庭やレストランなどほとんどない。一般の人々は、どんな電子レンジでも、調理された料理や使う人には『危険性は全くない』と考えている」(同書)
もしも電子レンジが危険だとしたら、「政府は、そんな危険な物の販売を許すはずがない。」
普通のひとなら、そう考える。あなたもそうだろう。
「危険な物を政府が許可するわけがない!」
またもや、おなじみの迷台詞だ。われわれは、何度、この愚かなフレーズを繰り返すのだろう。3・11原発事故の前を思い出してほしい。
「政府が、危険な原発を許可するわけがない」
耳にタコができるほど庶民大衆の口から聞かされた言葉だ。なるほど、世の善男善女がそう信じ込むのも無理はない。
原発は「事故は起こさない」、政府広報は繰り返し繰り返し、そう宣伝してきた。それが真っ赤な嘘だったことを、フクシマでわれわれは学習したはずだ。同じ愚を繰り返してはならない。
レーダー装置でポップコーンが弾けた
「腐敗する」「隠蔽する」「弾圧する」-これが、権力の三要素だ。
だから、いかなる権力も信用してはならない。
この前提に立てば「電子レンジは安全」と権力がいえば、ああそうですか、と信用するのは愚の骨頂といえる。もともと権力とは、“虚言する装置”なのだ。原発の安全信仰は3・11によって崩壊した。今度は電子レンジ信仰が崩壊するときだ。
電子レンジの原理の発見は、面白いエピソードから始まる。
第二次大戦中、アメリカ軍内部での逸話。レーダー開発を担当していた一人の米兵が室内でレーダー模型装置を操作していた。ちょうどポップコーンをつまみながら操っていた。突如、テーブルの上で異変が起こった。
食べ散らかしていたコーン粒が、突然、ポンポンッと破裂、ジャンプし始めた。
レーダーを当てるとポップコーンが破裂する!
これはレーダー装置から発射されたマイクロ派が、コーン粒内部の水分を加熱したため殻が弾けたのだ。これは電磁波による「熱効果」と呼ばれる現象だ。電磁エネルギーが熱エネルギーに転換されたのだ。
ポップコーンが次々に弾ける様子に興奮した若きGI。すぐさまピンとひらめいた。
マイクロ派照射する調理器具(クッカー)のアイデアだ。彼はすぐに米軍を退職して電子レンジを開発、莫大な財をなしたというオチがつく。しかし、発明者も、電子レンジ調理が健康被害をもたらすなど想像すらできなかっただろう。
原子、分子、細胞も破壊的力に耐えられない
市販電子レンジの中には「マグネトロン管」という発振用真空管が入っている。
そこから周波数2・45ギガヘルツのマイクロ派が庫内に照射される。
「これらマイクロ派が食べ物を、“爆撃”することで、マイクロ派と同様に、極性をもった分子が毎秒何百万回と回転する。」(同書)
極性とはプラスとマイナスの電極のこと。つまり食物分子はマイクロ派の周波数と同様に、毎秒何十億回転でプラスとマイナスの電気が入れ替わる。
「…非常に激しくかき混ぜられた分子は、“摩擦”熱を生じ、その結果、食べ物が熱せられる。この尋常でない加熱方法は、また周辺の分子構造を相当に破壊し、しばしば分子を引き裂くか、力づくで分裂させる」(同書)
ここでは不自然極まりない「加熱」と「分子破壊」が並行しているのだ。
不自然な行為をすれば、不自然な結果が生じる。
電子レンジも、この因果律の定めから逃れることはできない。
「人工的に作り出されるマイクロ派は、交流の原理に基づいている。この強力な電磁放射線にさらされた原子、分子、細胞は、毎秒一億回から百億回転の極性転換を引き起こされる」
「このような暴力的で破壊的な力に耐えられる有機体の原子、分子、細胞など、たとえ低エネルギーのミリワット範囲内でも、またいかなる照射時間でも存在しない」(同書)
ヘルテル博士、実験結果の衝撃
世界各国の勇気ある研究者たちが、この電子レンジ調理の危険性を告発している。
とりわけ、スイスのハンス・ウーリッヒ・ヘルテル博士の研究は特筆されるべきだろう。
ヘルテル博士は食品専門の科学者である。スイスの世界的食品会社の研究者として長年勤務してきた。ところが、ある食品の変性加工技術について会社側に質問したところ、突然、解雇されてしまった。そこで1991年、ヘルテル博士はローザンヌ大学教授と共同で電子レンジ調理食品の研究を深めた。その結果は、驚愕だった。
「レンジ調理した食品は、従来の調理法による食べ物より“危険”である」
博士たちは論文を共同執筆し、出版した。その内容は、電子レンジ調理の食物が血液や人体の生理に及ぼす影響を最初に臨床実験したものだ。その本は高く評価されている。
結論は次のとおりだ。
「電子レンジは食物の栄養素を破壊し料理を食べた人の血液を変化させ生理的退行を促す」
…というショッキングなものだった。
さらにヘルテル博士は、スイス連邦技術局と生化学大学のレオナルド・H・ブラウン博士と共同で研究を実施した。
具体的な実験方法は次のとおり。
被験者には、以下の異なった種類の食べ物を2~5日の間隔をあけて摂取させた。
(1)生乳、(2)普通に加熱した牛乳、(3)低温加熱した牛乳、(4)電子レンジで加熱した牛乳、そして、(5)野菜(有機栽培)、(6)有機野菜(従来方法で調理)、(7)電子レンジ解凍した冷凍有機野菜、(8)電子レンジ調理した有機野菜。
被験者は一人ひとり隔離され、食べる直前に採血された。食後、一定時間をおいて再び採血し、食事が血液に与えた影響を観察した。
普通に調理した食品を食べた被験者には、異常が現れなかった。
しかし、電子レンジ調理食物を食べたグループには、明らかな異常が出現した。
特に血液に大きな異変が見られた。ヘモグロビン値とコレステロール値、とりわけHDL(善玉コレステロール)とLDL(悪玉コレステロール)の比率の減少である。
さらに、実験食品中のマイクロ派エネルギー量と、食べた被験者の血清中に放たれた発光バクテリアの発光力との間に、非常にはっきりとした相関が見られた。
博士の結論はこうだ。
「電子レンジからのマイクロ派エネルギーは、おそらく確実に、調理された食物を通じて食べた人に伝わる」
さらに「白血球増多症」という病気がある。血液学者たちが重症とみなす病気だ。
ところが電子レンジ調理された食べ物を食べると、明らかな白血球増加が起きる。
「このような顕著な増加はマイクロ派によって生じた物質を摂取したことが原因である」
ヘルテル博士らはそう考察している。
1992年、ヘルテル博士とブラウン博士の共同執筆による研究結果が発表された。
すぐさま反応したのは産業界である。とりわけスイス電化製品販売協会の対応は素早かった。同協会は有力な貿易団体としても有名だ。
同協会はスイス・カントン州ベルンの裁判所に、両博士の著書の出版差し止め命令を出すよう提訴した。1993年3月、なんと、ヘルテル博士に「商業妨害」による有罪判決が下され、研究成果の「出版差し止め命令」が発効された。
しかし、博士はこの不当判決に屈することなく、その後、何年もの裁判闘争に精魂を傾けた。そうして1998年8月25日、オーストリア・ザルツブルクでの裁判で博士は逆転訴訟を勝ち取ったのだ。ヨーロッパ人権裁判所は「1993年の判決はヘルテル博士への人権侵害である」と断じたのだ。
また、その後スイスでの裁判判決では、ヘルテル博士が「電子レンジは人への健康に有害であると発表することを禁じた『出版差し止め命令』は表現の自由に反している」と断定。
そしてスイス政府に対してヘルテル博士への損害賠償を支払うように命じた。
まさに、不当な圧力と闘ったヘルテル博士の不屈の意志が、ついに完全勝利を勝ち取ったのだ。それは、博士の研究の正当性を裁判所が公式に認めた証しでもあった。本項の冒頭に掲げたロシアの研究報告も、ヘルテル博士の業績を裏付ける。
またリー博士(前出)も、電子レンジ有害性の告発で知られる。
「電子レンジで調理された食べ物を食べた人の血液中に化学作用の変化が見られ、特定の病気が発生していることは明らかだ」(リー博士)
それは、
•リンパ系疾患になり、特定がんに対する予防力が低下した。
•血液中のがん細胞の発生率が高まった。
•胃腸がんの発がん率の上昇が認められた。
•消火器系疾患の発病率上昇と慢性的な泌尿器系不全。
さらに1992年、ラウム・ウント・ツェルトという研究者が発表した論文にも次の記述がある。
「自然療法の基本的な考え方に立てば、未知の分子と波動エネルギーを体内に取り入れることは、害作用の方がずっと大きい」
さらに、毎秒1億回以上の極交替振動エネルギーで、「分子が不自然に作られることは避けられない。アミノ酸は、毒性をもった形に変化する」
彼は8人の被験者に電子レンジ調理の食物を与える実験を行っている。
「電子レンジ調理の牛乳と野菜を食べさせると、被験者らの血液中に異常な変化がかなり認められた」
「8人全員の血液中に例外なく異変が生じた」
「ヘモグロビン値が減少し、全白血球とコレステロール値が上昇し、リンパ球は減少した」
続々と明るみに出る衝撃報告
驚いたことに、マイクロ派による食物照射の研究は第二次大戦中から行われていた。
ドイツでは1942~43年、フンボルト大学で実施された。さらに1957年から現在に至るまで、旧ソ連からロシア時代を通じてベラルーシ共和国のキンスク放射能工科学校とロシスカヤ自治共和国のラジャスタン放射能工科学校で調査研究が続けられてきた。
そして、ドイツとロシアの研究者が到達した結論はー。
(1)発がん作用
(2)食物栄養の破壊
(3)被曝による生物学上の影響
これら三点である。ここでは(1)の「発がん作用」と(3)「被曝による生物学上の影響」を検証してみよう。
(1)発がん作用
•大気中の放射能の「結着作用」が起きて、食物中のアルファ粒子とベータ粒子の量が急増する。
•牛乳と穀物に含まれる蛋白質加水分解成分中に発がん物質が形成される(蛋白質加水分解成分とは、水を加えると不自然に分解される成分のこと)。
•電子レンジ調理された食物中の物質が変化し、不安定な代謝が消化器系疾病の原因となる。
•食物中で物質の化学変化が起きるため、リンパ系機能低下が見られる。その結果、特定組織の異常増殖(腫瘍)を抑制する免疫能力が低下。
•電子レンジ調理の食物を食べると血清中にがん細胞が高率で発生する。
•冷凍果実を電子レンジで解凍すると、グルコサイドとガラクトサイドの代謝分解に異常が発生。
•発がん性フリーラジカルが植物性物質とくに生の根菜類の特定ミネラル分形成過程で発生。
•統計的に、電子レンジ調理された食物を食べ続けた人に胃腸がん発生率が高い。
•消化器系と泌尿器系の機能が徐々に衰え、周辺細胞の劣化が一般にみられる。
食物中の“残留電磁波”で神経・行動異常の恐怖
それでは次に、(3)の「被曝による生物学上の影響」を見てみる。
マイクロ派を直接被曝すると、様々な生体障害が発生する。
「電磁生態学」の世界的権威ロバート・ベッカー博士によれば、マイクロ派による健康障害は深刻だ。それは最初、低血圧と遅い脈拍で始まる。
そして「頭痛」「めまい」「眼の痛み」「不眠」「いらいら」「不安」「胃痛」「緊張」「集中力困難」「抜け毛」などの症状を伴う。さらには「中耳炎」「副腎疲労」「心筋梗塞」「発がん」など、症状はより深刻になってくる。
リー博士によれば、電子レンジの強烈マイクロ派が食品に「残留電磁波」として残り、それを食べた人体に、マイクロ派被曝と同様の症状を発生させる、という。神経・行動異常まで引き起こす、というから恐ろしい。
まさに、“残留”した電磁波の恐怖だ。
「無秩序に生体内に滞積し、最終的に神経系、中でも脳と神経中枢に影響を及ぼす。このために神経系の電気回路の極性が長期間かかって破壊される」
「これら作用は、神経系のさまざまな構成組織の神経電気の健全さに対し、事実上、とりかえしのつかない損傷を与える」(前掲書)
つまり、強烈な電子レンジのマイクロ派動が、食物分子や原子に転写され、体内で悪影響を及ぼすというのだ。
「“残留電磁波”が脳の構成組織の受容体に作用し、放送局などから放射されるマイクロ派周波数を人為的に増幅させる。それにより、より心理的な影響を受けやすくなる」
つまり、他人に異常行動を起こさせる“洗脳”操作すら可能になるのだ。
「遠隔から人の心理に影響を及ぼす理論上の可能性がある」
「送信された電波信号の周波数を制御することにより、人の行動を管理することができる」
「それは、ソ連時代のウルエルフとノボシビルスクにおける神経心理調査で示された」
「マイクロ派装置を稼働させて、意のままに、サブリミナル(意識下の)心理的エネルギー場を、知らず知らずのうちに発生させることができる」(『法廷調査文書』ウィリアム・コップ編
あなたは、これでも電子レンジを使い続ける気になるだろうか?
わたしは、本稿を執筆して電子レンジを使う気が失せた。
それまで、冷めた料理を温めるのに、たまに使うこともあった。しかし、それも一切止めた。冷えた料理はお皿に載せて、無水なべに入れ、少し水を注いで蓋をしてコンロで加熱している。いわゆる“蒸して”温めるのだ。それでも、アッという間に温まる。電子レンジなどそもそも不要だったのだ。
冷えた食品を温めるのには、古来からの「蒸し器」などの手法がある。
ここでも古人の知恵、伝統調理法を見直す時だ。