~食・掃除・薬として用いられている重曹の使用例など~
人にも環境にもやさしい重曹の特徴や用途などを参考にしてください
・本来人間の体は弱アルカリ性ですが、病気の人は体が酸性に傾きがちです。
弱アルカリ性の重曹を取ると「中和」が起こり、健康に良いとされています。
もともと胃薬として使われ、胃の不調やガンが治ったという報告は数多くあります。
・『食用』、『農・工業用』、『医薬品用』の三種類ありますが、うがいや料理、入浴など体に入るものは『食用』を、掃除や染み抜きなどは『農・工業用』を使うと良いでしょう。
また、食用であればすべてに対応できます。
・感染症予防、口臭対策にうがい、マウスウォッシュもおすすめ。
コップ1杯の水に小さじ1杯ほどを溶かし1日数回行いましょう。
ティートリーの精油を1、2滴入れて行うと風邪の予防効果も期待できます。
・鼻炎、鼻水など鼻の不調には、大さじ2杯ほどの水に1つまみを溶かして2、3滴をスポイトで鼻
の穴に入れると効果的。1日数回行いましょう。
・入浴剤として、お湯を張った浴槽に大さじ2杯ほど溶かすと水が柔らかくなり(軟水)、皮脂汚れを落としてお肌がスベスベになります。
また、古い角質が取れて毛穴もきれいになり体臭の予防にもなります。
・野菜についた農薬やワックスは、キッチンボウルに貯めた水に大さじ2杯ほどを溶かして30秒
ほどつけてから水で洗い流しましょう。タケノコなどのあく抜きとしても使えます。
・重曹とクエン酸を水に溶かすと泡(二酸化炭素)が発生し、炭酸水になります。胃腸をきれい
にするので便秘に効果が期待できます。500ml入りのペットボトルに水、重曹小さじ1/2(約2g)、クエン酸小さじ1(約4g)ほど入れれば完成。ただし、重曹はナトリウムを含むため、飲みすぎないようにしましょう。推奨されているのはそれぞれ1日5gまでです。
※レモン汁やオリゴ糖、はちみつなどを加えると飲みやすくなり、体にもよいでしょう。
・飲み過ぎ、胸やけにはお湯1カップに小さじ1杯ほどを溶かして飲むと胃酸過多が緩和されま
す。
保存方法
重曹は湿気を吸収すると固まりやすいので、密閉して直射日光の当たらない場所に保管しましょう。
デメリット
・歯に直接粉をつけて磨くと歯のエナメル質が研磨されてしまいます。
・アルミ製品に使うと黒ずんでしまいます。特にアルミ製の鍋には不向きです。
・畳の掃除に使うとアルカリ成分が畳を黄ばませてしまいます。